新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1.主要な経営指標等の推移 ……… 4
2.沿革 ……… 8
3.事業の内容 ……… 10
4.関係会社の状況 ……… 14
5.従業員の状況 ……… 15
第2 事業の状況 ……… 16
1.業績等の概要 ……… 16
2.生産、受注及び販売の状況 ……… 18
3.対処すべき課題 ……… 20
4.事業等のリスク ……… 23
5.経営上の重要な契約等 ……… 28
6.研究開発活動 ……… 30
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 30
第3 設備の状況 ……… 35
1.設備投資等の概要 ……… 35
2.主要な設備の状況 ……… 36
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 41
第4 提出会社の状況 ……… 42
1.株式等の状況 ……… 42
2.自己株式の取得等の状況 ……… 54
3.配当政策 ……… 54
4.株価の推移 ……… 54
5.役員の状況 ……… 55
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 62
第5 経理の状況 ……… 67
1.連結財務諸表等 ……… 68
(1)連結財務諸表 ……… 68
2.財務諸表等 ……… 160
(1)財務諸表 ……… 160
(2)主な資産及び負債の内容 ……… 170
(3)その他 ……… 170
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 171
第7 提出会社の参考情報 ……… 172
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 172
2.その他の参考情報 ……… 172
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 173
第三部 特別情報 ……… 174
第1 連動子会社の最近の財務諸表 ……… 174
1.連結財務諸表等 ……… 175
(1)連結財務諸表 ……… 175
頁
第四部 株式公開情報 ……… 217
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 217
第2 第三者割当等の概況 ……… 221
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 221
2.取得者の概況 ……… 225
3.取得者の株式等の移動状況 ……… 225
第3 株主の状況 ……… 226
[監査報告書]
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 清田 瞭 殿
【提出日】 2014年8月28日
【会社名】 株式会社すかいらーく
【英訳名】 SKYLARK CO.,LTD
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 谷 真
【本店の所在の場所】 東京都武蔵野市西久保一丁目25番8号
【電話番号】 0422(51)8111
【事務連絡者氏名】 財務本部財務経理グループディレクター 勅使河原 隆巳
【最寄りの連絡場所】 東京都武蔵野市西久保一丁目25番8号
【電話番号】 0422(51)8111
【事務連絡者氏名】 財務本部財務経理グループディレクター 勅使河原 隆巳
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
(はじめに)
当社(実 質 的な 事 業運営 主 体)は 、1962年4 月4日 に総合食 品小売 業のチェー ン展開を 目指して 設立され たこと ぶき食品有限会社を前身としております。ことぶき食品有限会社の事業を承継した旧すかいらーく②(下記(1)に定 義します。以下同じです。)は、「株式会社すかいらーく」としてファミリーレストランを展開しておりましたが、 2006年9月に、マネジメント・バイアウトを行って東京証券取引所市場第一部の上場を廃止いたしました。その後、 株式会社BCJホールディングス5(現在の当社)は、2014年7月1日付で、旧すかいらーく②の事業を承継した旧す か いら ーく ④( 下記 (3)に 定 義し ます 。以 下同 じです 。) を吸 収合 併し 、同 日に 株 式会社 す かい らー くに商号 変更 し、現在に至っております。
ことぶき食品有限会社の設立から現在に至るまでの沿革は、以下の通りです。
な お、現在 の当 社が営むレ ストラ ン事業 の実質的 な運営 主 体は、 下記(1)乃至 (4 )の通 り、こと ぶき食品 有限会 社 、旧 すか いら ーく ①(下 記 (1 )に定 義し ます 。以下 同 じ です。) 、旧 すか いらー く ②、 旧すか いら ーく ③( 下記 (2)に定義します。以下同じです。)及び旧すかいらーく④を経て、現在は当社となっております。そのため、本書 においては、特段の記載がある場合又は文脈上明らかに異なる場合を除き、「当社」及び「当社グループ」とは、そ れぞれ、その時々におけるレストラン事業の運営主体である上記の各法人、及び、上記の各法人並びにその子会社及 び関連会社を指します。
(1)ことぶき食品有限会社の設立
1962年4月4日に総合食品小売業のチェーン展開を目指して設立されたことぶき食品有限会社は、わが国におけ る新しいフードサービス事業の可能性に着目し、1969年7月17日付で、株式会社ことぶき食品 に組織 変更し、ファ ミリーレストラン事業を開始いたしました。
同社は、1970年7月に開店したファミリーレストラン第1号店(国立店)の成功 により、同社の事業をファミリ ーレストラン事業に本格的に転換することを決意 し、1974年11月に「株式会社すかいらーく」に商号を変更してフ ァミリーレストランを展開していきました(以下、当該法人を「旧すかいらーく①」といいます。)。
旧すかいらーく①は、株式の額面金額を50円に変更することを目的として、1977年1月1日付で、株式会社すか いらーく(1948年3月15日に設立された三恵製菓株式会社が、1974年10月に「株式会社すかいらーく」に商号変更 したもの。以下当該法人を「旧すかいらーく②」といいます。)に吸収合併され、旧すかいらーく ②は、1978年7 月に、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録されるに至りました。
旧すかいらーく②の株式上場の推移は、次の通りであります。 1978年7月 日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録 1982年8月 東京証券取引所市場第二部に株式上場 1984年6月 東京証券取引所市場第一部に指定 2006年9月 東京証券取引所市場第一部上場廃止
(2)SNCインベストメント株式会社による旧すかいらーく②株式の公開買付け実施及び同社の吸収合併
外食産業の市場規模の継続的な縮小と競合が激化する厳しい経営環境の下、将来の経営環境の変化に柔軟に対応 しつつ、ブランドの見直しや不採算店の閉店等の中長期的な視野 に立脚した経営戦 略を、短期的な業績の変動に左 右され るこ とな く 可及 的速 やか に実行 す る体 制を整備 す るこ とを主 な目的 とし て 、SNCイ ンベ スト メン ト株 式会社 は、旧すかいらーく②と協議のうえ、2006年6月8日に、旧すかいらーく②の株式を対象に公開買付け(以下「本 公開買付け」といいます。)を行うことを決定しました。
SNCインベストメント 株式会社は、本公開買付け(マネジメント・バイアウト:MBO)により、旧すかいらーく② の普通株式(議決権比率94.38%)を取得した上で、2006年7月12日に所管の農林水産省より産業活力再生特別措置
ートエクイティ第一号投資事業組合より、旧すかいらーく③の普通株式(議決権比率98.7%)を取得し、2012年4 月20日に完全子会社化いたしました。
その後、株式会社BCJホールディングス6は、2012年6月1日に旧すかいらーく③を吸収合併し、同日に、「株式 会社すかいらーく」に商号変更いたしました(以下、当該法人を「旧すかいらーく④」といいます。)。
(4)現在の当社による旧すかいらーく④の吸収合併
上記(3)に記載しております株式会社BCJホールディングス5は、2014年7月1日に旧すかいらーく④を吸収合 併し(以下「本件合併」といいます。)、同日に「株式会社すかいらーく」に商号変更いたしました(現在の当 社)。
以上の当社の事業運営主体の変遷を図示いたしますと、次のようになります。
1【主要な経営指標等の推移】 (1)連結経営指標等
回次
国際会計基準
第2期 第3期
決算年月 2012年12月 2013年12月
売上収益 (百万円) 329,685 332,484
営業利益 (百万円) 17,345 22,563
税引前利益 (百万円) 8,497 11,800
親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) 7,006 7,087
当期包括利益合計 (百万円) 7,183 7,289
親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 93,673 73,932
資産合計 (百万円) 304,397 306,892
1株当たり親会社所有者帰属持分 (円) 492.83 388.59 基本的1株当たり当期利益 (円) 36.86 37.29 希薄化後1株当たり当期利益 (円) 36.86 37.29
親会社所有者帰属持分比率 (%) 30.8 24.1
親会社所有者帰属持分当期利益率 (%) 7.8 8.5
株価収益率 (倍) - -
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 28,076 27,016 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △12,330 △9,480 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △15,418 △15,507 現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 11,783 13,883 従業員数
(人)
5,634 5,600
(外、平均臨時雇用者数) (40,909) (41,314)
(注1)第3期より国際会計基準に基づいて連結財務諸表を作成しております。また、第2期の国際会計基準に基づい た連結経営指標等もあわせて記載しております。
(注2)第2期及び第3期の国際会計基準に基づく連結財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上 場規程」第204条第6項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。
(注3)売上収益には、消費税等は含まれておりません。
(注4)株価収益率については、当社株式は非上場であるため記載しておりません。
(注5)当社は従来、百万円未満を切捨てて端数処理しておりましたが、国際会計基準に基づいた連結財務諸表の端数 処理に合わせ、第2期より百万円未満を四捨五入して記載しております。
(注6)当社は、2014年8月4日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を実施しております。1株当たり親 会社所有者帰属持分、基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益につきましては、第2期の 期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当該株式分割後の発行済株式数により算定しております。
(注7)第3期の親会社の所有者に帰属する持分の減少については、2013年6月25日を基準日とする資本剰余金を原資 とした配当を行ったためであります。
(注8)臨時雇用者数は1日8時間換算による年間平均人数であります。5[従業員の状況]の注をご参照下さい。
(2)提出会社の経営指標等
提出会社(株式会社BCJホールディングス5)の経営指標等の推移は、次の通りであります。
回次
日本基準
第1期 第2期 第3期
決算年月 2011年12月 2012年12月 2013年12月
売上高 (百万円) - - -
経常損失(△) (百万円) △343 △14 △181
当期純損失(△) (百万円) △344 △15 △183
資本金 (百万円) 47,517 47,518 100
発行済株式総数
普通株式 (株) 1,900,707 1,900,707 1,900,707
純資産額 (百万円) 94,691 94,676 66,768
総資産額 (百万円) 94,721 94,705 81,208
1株当たり純資産額 (円) 49,818.93 498.11 350.94 1株当たり配当額(普通株式)
(円)
- - 14,621
(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-)
1株当たり当期純損失金額(△) (円) △1,989.86 △0.08 △0.96 潜在株式調整後1株当たり当期純利益
金額
(円) - - -
自己資本比率 (%) 99.9 99.9 82.1
自己資本利益率 (%) - - -
株価収益率 (倍) - - -
配当性向 (%) - - -
従業員数
(人)
- - -
(外、平均臨時雇用者数) (-) (-) (-)
(注1)当社は、2014年8月4日付で普通株式1株につき100株の割合 で株式分割を実施しております。その結果、発 行済株式総数は、190,070,700株となっております。
(注 2) 第1 期、第 2期 及び第3期 の潜在株 式調整 後1 株 当たり 当 期純 利益 金額に つい ては、 潜在 株式は 存在する も のの、1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。
(注3)第1期、第2期及び第3期の自己資本利益率については、当期純損失のため記載しておりません。
(注4)株価収益率については、当社株式は非上場であるため記載しておりません。
(注 5) 第1 期及び 第2 期の配 当性 向に つい ては、 配当を 実施 して いな いた め記載 して おり ません。第 3期 の配 当性 向については、当期純損失であるため記載しておりません。
(注 6)当 社は 従来 、百 万円未 満を 切捨てて 端 数処 理し てお りまし たが、 国際 会計 基準に 基づいた 連結 財務諸 表 の端 数処理に合わせ、第2期より百万円未満を四捨五入して記載しております。
(注7)第2期及び第3期の財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第204条第6項の 規 定に基 づ き、 有 限責 任監査 法 人ト ーマ ツの 監査 を受 け てお りま すが 、第 1 期の財務 諸表 につ いて は 、 株 式
回次 第1期 第2期 第3期
決算年月 2011年12月 2012年12月 2013年12月 1株当たり純資産額 (円) 498.19 498.11 350.94 1株当たり当期純損失金額(△) (円) △19.90 △0.08 △0.96
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 (円) - - -
1株当たり配当額
(うち1株当たり中間配当額)
(円)
- (-)
- (-)
14,621 (-)
(注9)第3期の資本金減少は、資本金の額を減少させ、その減少額を資本剰余金へ振り替えたためであります。
(注10)第3期の純資産の減少については、2013年6月25日を基準日とする資本剰余金を原資とした配当を行ったため であります。
(参考情報)
上記 「は じめに 」に 記載の 通り 、2012年 6月 1日に 、旧 すかい らー く④が 旧すか いら ーく③ を吸 収合併 してお りま す(実質上の存続会社は旧すかいらーく③であります。)。また、株式会社BCJホールディングス5は、2014年7月1 日に 旧す かい らーく ④を 吸収 合併し (実 質上 の存続 会社 は旧 すかい らー く④ で あり ます。 )、 同日に 「株 式会社 すか いらーく」に商号変更して現在の当社に至っております。
参考 と して、日 本会計基 準に基づ いて作成 された2009年 12月期、 2010年 12月期及 び2011年12月期 に係る旧 すかいら ーく ③の主 要な 連 結経 営指標 等並び に2012年12月期に 係る当 社の主要 な連結 経営指 標等の 推移は 、次の とおり であり ます。
連結経営指標等
回次
日本基準
旧すかいらーく③ 当社
第48期 第49期 第50期 第2期 決算年月 2009年12月 2010年12月 2011年12月 2012年12月 売上高 (百万円) 355,803 343,101 341,857 329,500 経常利益 (百万円) 4,815 9,486 10,022 8,915 当期純利益又は当期純損失(△) (百万円) △9,572 △5,951 4,432 5,921
包括利益 (百万円) - - 6,182 6,925
純資産額 (百万円) 156,566 150,406 156,589 99,323 総資産額 (百万円) 333,853 320,379 293,750 295,721 1株当たり純資産額 (円) 249,574.49 233,350.77 239,779.42 430.77 1株当たり当期純利益金額又は1株当
たり当期純損失金額(△)
(円) △23,817.22 △16,956.68 2,714.40 31.16 潜在株式調整後1株当たり当期純利益
金額
(円) - - - 31.16
自己資本比率 (%) 46.4 46.6 53.0 30.7
自己資本利益率 (%) - - 2.9 6.7
株価収益率 (倍) - - - -
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 20,433 26,498 30,876 27,832 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △9,791 △4,691 △9,351 △13,705 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △13,261 △15,429 △35,787 △13,731 現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 17,508 23,881 9,602 11,643
(注1)売上高には、消費税等は含まれておりません。
(注2)第48期、第49期及び第50期については、2012年6月1日付けで旧すかいらーく④に吸収合併されて消滅した旧 すかいらーく③に係る数値、第2期については当社に係る数値を記載しております。
(注3)潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額については、第48期、第49期及 び第50期については潜在株式が存在 しないため記載しておりません。
(注4)株価収益率については、当社株式は非上場であるため記載しておりません。
(注5)第48期、第49期、第50期及び第2期については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第204条第6 項の規定に基づく監査を受けておりません。
(注6)第48期は、固定資産の減損損失計上等により、第49期は、資 産除去債務会計基準の適用に伴う過年度資産除去 債務の計上等により当期純損失計上となっております。
(注7)第2期より、「1株当たり 当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2 号 平成 22年6月30日)、「1 株 当 た り 当 期 純 利 益 に 関 す る 会 計 基 準 の 適 用 指 針 」 ( 企 業 会 計 基 準 適 用 指 針 第 4 号 平 成 2 2年 6 月 3 0 日 公 表 分)及び「1株当たり当期純利益に関する実務上の取扱 い」(実務対応報告第9号 平成 22年6月 30日)を適 用しております。
当社は、2014年8月4日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を実施しております。1株当たり純資 産額及び1株当たり 当期純利益金額につきましては、第2期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、当 該株式分割後の発行済株式数により算定しております。
(注8)当社は従来、百万円未満を切捨 てて端数処理しておりましたが、国際会計基準に基づいた連結財務諸表の端数 処理に合わせ、第2期より百万円未満を四捨五入して記載しております。
(注9)臨時雇用者数は1日8時間換算による年間平均人数であります。5[従業員の状況]の注をご参照下さい。
(注10)第2期の従業員数の国際会計基準と日本基準上の違いは連結範囲の変更によるものであります。
2【沿革】
上記「はじめに」に記載した通り、当社は、2011年2月に設立され、その後、2014年7月1日付でことぶき食品有 限会社の主たる事業を承継している旧すかいらーく④を吸収合併し、同社の事業を承継しております。
そこで、以下では、ことぶき食品有限会社の設立から、当社による旧すかいらーく④の吸収合併を経た現在に至る 沿革を記載しております。また、ことぶき食品有限会社の設立から旧すかいらーく②の上場廃止までと、当該上場廃 止から現在に至るまでの2つに表を分けております。
(ことぶき食品有限会社の設立から旧すかいらーく②のMBOによる上場廃止まで)
年月 事業の変遷
1962年4月 ことぶき食品有限会社を設立
1969年7月 ことぶき食品有限会社が、株式会社ことぶき食品に組織変更
1970年7月 株式会社ことぶき食品が、東京都府中市にファミリーレストラン「すかいらーく」第1号店を出店 1974年11月 株式会社ことぶき食品が、株式会社すかいらーくに商号変更
1977年1月 旧すかいらーく②が、旧すかいらーく①を吸収合併
1977年12月 埼玉県東松山市にセントラルキッチン東松山工場(現 東松山マーチャンダイジングセンター)開 設
1978年7月 当社の株式が、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録 1979年5月 子会社として株式会社サンボ(旧 株式会社ジョナサン)設立 1980年2月 子会社として株式会社オールサービス(現 株式会社テスコ)設立
1982年1月 台湾にすかいらーく1号店がフランチャイズにて出店(現 雲雀國際股份有限公司) 1982年8月 当社の株式が、東京証券取引所市場第二部に株式上場
1984年6月 当社の株式が、東京証券取引所市場第一部に指定
1985年10月 子会社として株式会社ジャパンカーゴ設立(現 当社の連結子会社) 12月 子会社として株式会社藍屋設立(2000年7月、当社が合併)
1986年8月 株式会社ジョナス(旧 株式会社ジョナサン)の株式が、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登 録(2012年1月、当社が合併)
1987年3月 兵庫県西宮市に関西工場(現 西宮マーチャンダイジングセンター)開設 10月 子会社として株式会社フロジャポン設立(現 当社の連結子会社) 12月 子会社として株式会社バーミヤン設立(1999年7月、当社が合併) 関連会社としてニラックス株式会社設立(現 当社の連結子会社) 1988年8月 株式会社藍屋の株式が、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録 1993年7月 東京都小平市にファミリーレストラン「ガスト」第1号店を出店
12月 株式会社藍屋の株式が、東京証券取引所市場第二部に株式上場(2000年7月、当社との合併時に上 場廃止)
1994年3月 子会社として株式会社ビルディ設立(当社が2007年1月に合併)
1997年7月 株式会社バーミヤンの株式が、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録(1999年7月当社との合 併時に上場廃止)
1998年4月 子会社として株式会社ジャパンシーアンドシー(現 株式会社すかいらーくD&M)設立(現 当社 の連結子会社)
子会社として株式会社ジャパンプロダクツマーチャンダイジング(旧 ひばり開発株式会社)設立
(当社が2012年1月合併)
2004年4月 ニラックス株式会社を完全子会社化 7月 株式会社ジョナサンを完全子会社化
2005年2月 喜客来股份有限公司(現 雲雀國際股份有限公司)を子会社化
9月 子会社として雲雀國際股份有限公司を会社分割により設立(現 当社の連結子会社) 10月 株式会社小僧寿し本部の株式取得により同社を関連会社化
株式会社テスコの株式譲渡により同社を非子会社化
2006年3月 株式会社トマトアンドアソシエイツの株式取得により同社を子会社化(現 当社の連結子会社) 5月 関連会社である株式会社小僧寿し本部の株式を追加取得して同社を子会社化
6月 株式会社トマトアンドアソシエイツを完全子会社化
7月 SNCインベストメント株式会社による当社株式の公開買付け(MBO)実施 9月 当社の株式が東京証券取引所市場第一部上場廃止
(旧すかいらーく②のMBOによる上場廃止から現在に至るまで)
年月 事業の変遷
2007年7月 SNCインベストメント株式会社が、同社を存続会社として当社と合併し、同日に「株式会社すかい らーく」に商号変更(旧すかいらーく③)
2009年10月 ファミリーレストラン「すかいらーく」完全閉店
2010年7月 中国上海に全額出資会社上海雲雀餐飲管理有限公司設立(現 当社の連結子会社) 2011年11月 株式会社BCJホールディングス6が、当社の普通株式を取得し、当社は同社の子会社となる 2012年1月 株式会社ジョナサンを合併
3月 子会社である株式会社小僧寿し本部の全株式を売却
4月 株式会社BCJホールディングス6が、当社の普通株式を全て取得し、当社が同社の完全子会社とな る
6月 株式会社BCJホールディングス6が、同社を存続会社として当社と合併し、同日に「株式会社すか いらーく」に商号変更(旧すかいらーく④)
2014年7月 株式会社BCJホールディングス5が、同社を存続会社として当社と合併し、同日に「株式会社すか いらーく」に商号変更(現在の当社)
(注) マーチャンダイジングセンターとは、食材の生産及び流通の双方の能力を有する施設をいいます。なお、当社グ ループでは、生産能力のみを有する施設を「工場」と呼称しております。
3【事業の内容】
当社グループは、当社及び子会社7社で構成され、レストランの経営を主体としているほか、食品の販売、グルー プ会社支援等の事業も展開しております。
(1)当社グループ各社の事業内容等
当社グループの連結財務諸表における報告セグメントは「レストラン事業」のみであり事業セグメント情報の記載 が省略されておりますが、「3 事業の内容」では、当社グループのレストラン事業及びデリバリー事業を「レスト ラン事業」として記載し、株式会社フロジャポン、株式会社ジャパンカーゴ及び株式会社すかいらーくD&Mの営む事 業を「その他」として記載しております。
(レストラン事業)
① 当社
事業内容:国内におけるファミリーレストラン等の経営・ファミリーレストラン事業の展開及び食品等の販 売
ブランド:ガスト、バーミヤン、ジョナサン、ステーキガスト、夢庵、グラッチェガーデンズ、おはしカフ ェ・ガスト、藍屋、魚屋路(ととやみち)、Sガスト
ブランド毎のコンセプトとターゲット客層
ブランド名 コンセプト ターゲットとする客層
ガスト
幅広い客層・利用動機に対応できるファミ リーレストラン。洋食を中心に多様なジャ ンルの料理を提供する「お値打ち感」重視 のレストラン。あらゆる年代に対応した幅 広いメニューを展開。
30~40代女性を含むファミリー層を中心 に、学生・一人客・シニアなどの幅広い客 層
ジョナサン
多様なジャンルの質の高いメニューを提供 女 性 グ ル ー プ や フ ァ ミ リ ー 層 を 中 心 に 主 に 都市部にて展開。
20~40代女性を中心としたファミリー層
バーミヤン
家庭では味わえない本格中華をお手頃価格 で楽しめる中華レストラン。
食べ応えやボリュームも重視する男性及 び、30~40代女性を中心としたファミリー 層
夢庵
季節ごとの美味しい和食を気軽に召し上が れる和食レストラン。
20~30代女性を中心としたファミリー層
グラッチェガーデンズ
本格的なパスタやピッツァをお手頃価格で 気軽に楽しめるイタリアン専門店。
30~40代の女性を中心としたファミリー層
おはしカフェ・ガスト
サラダバーをはじめ、野菜をたっぷりと使 った料理が楽しめるレストラン。
健康を求める20~40代の女性を中心とした ファミリー層
藍屋
素材や産地にこだわった美味しい本格和食 を、おもてなしと暖かい雰囲気の中で味わ えるお店。
本格的和食を求めるシニア層及び30~50代 女性を中心としたファミリー層
ステーキガスト
美味しいステーキとハンバーグを充実のサ ラダバーとともにお値打ち価格で提供する 専門店。
ボリュームや質を重視する男性グループ や、30~40代女性を中心としたファミリー 層
魚屋路(ととやみち)
築地市場から毎日仕入れている新鮮な食材 を使った回転寿司店。
30~50代女性を中心としたファミリー層や 夫婦連れ
Sガスト
セレクト・スモール・スピード・スマイル をキャッチフレーズに、食事をあつあつで 提供するファーストフード店。
20~30代男性を中心とした一人客
② ニラックス株式会社
事業内容:しゃぶしゃぶ食べ放題事業、商業施設内のブッフェレストラン事業を中心に、事業所給食、フー ドコート事業等の展開
ブランド:しゃぶ葉、フェスタガーデン、パパゲーノ、グランチャイナ、グランブッフェ、その他
③ 株式会社トマトアンドアソシエイツ
事業内容:焼肉バイキング及び関西圏を中心としたファミリーレストランの直営及びFC事業の展開 ブランド:じゅうじゅうカルビ、トマト&オニオン
④ 雲雀國際股份有限公司
事業内容:台湾におけるレストラン事業の展開 ブランド:Skylark、Café Grazie、藍屋
事業の位置づけ:当社から上記3ブランドのライセンスを受けて、台湾におけるレストラン事業を展開して おります。2004年の当社による同社の関連会社化(なお、2005年には子会社化)以降、デ ィナーレストランの開発を進めて、2014年6月30日現在、上記3ブランドで36店舗を展開 しております。
⑤ 上海雲雀餐飲管理有限公司
事業内容:中国の上海エリアにおけるレストラン事業の展開 ブランド:Café Grazie
事業の位置づけ:当社及び雲雀國際股份有限公司から上記ブランドのライセンスを受けて、中国進出のため の市場調査や人材育成並びに商品開発・購買・物流の基盤づくりという位置づけで上海に 2店舗(2014年6月30日現在)を運営しています。
なお、当社グループのレストランのブランド毎の店舗数及び売上金額等につきましては、下記「第2 事業の状 況 2 生産、受注及び販売の状況 (3)販売実績 (参考)最近3年間のブランド別販売実績」をご参照下さ い。
(その他)
① 株式会社フロジャポン
事業内容:商業施設内及び駅構内のケーキ・惣菜販売事業の展開 ブランド:フロプレステージュ
事業の位置づけ:駅ビル・駅中・百貨店・ショッピングセンターなどの施設で、ケーキやタルト等の洋菓子 のみを販売する店舗と、サラダ・キッシュ等の洋風総菜を合わせて販売する店舗を展開し ております。
② 株式会社ジャパンカーゴ
事業内容:グループ会社の運送事業(マーチャンダイジングセンター・工場から店舗への食材・一般品の配 送)
事業の位置づけ:マーチャンダイジングセンターからレストラン店舗への配送をグループ内の会社で行うこ とにより、当社グループのレストランで使用する食材の温度管理を含む食材管理を一元化 しております。また、配送コースを柔軟に組み替えることにより、配送効率の向上に貢献 しています。
③ 株式会社すかいらーくD&M
事業内容:グループ会社の店舗清掃・保守、売店商品納入及びリネンサプライ
事業の位置づけ:外食店舗特有の汚れや故障に対応できる専門家集団をグループ内で育成することにより、 衛生管理の向上や店舗の修理依頼への即時対応など、当社グループのお客様に快適な空間 を提供するための店舗運営に重要な役割を果たしています。
(2)事業内容の一覧
区分 主な事業内容 当該事業に携わる会社
当該事業に含まれる外食系の ブランド
レストラン事業 国内 ファミリーレストラン・ブッ フェ等の展開及び食品等の販 売
当社、
ニラックス株式会社、 株式会社トマトアンドアソシ エイツ
(会社総数 3社)
ガスト、バーミヤン、ジョナ サン、ステーキガスト、夢 庵、グラッチェガーデンズ、 おはしカフェ・ガスト、藍 屋、魚屋路(ととやみち)、 Sガスト、しゃぶ葉、フェス タガーデン、パパゲーノ、グ ランチャイナ、グランブッフ ェ、フロプレステージュ、じ ゅうじゅうカルビ、トマト& オニオン、その他
海外 レストラン等の展開 雲雀國際股份有限公司、 上海雲雀餐飲管理有限公司
(会社総数 2社)
Skylark、Café Grazie、藍屋
その他 国内 食品の販売、食材等の配送、 店舗清掃・保守、売店商品納 入及びリネンサプライ等のグ ループ会社支援事業
株式会社フロジャポン、 株式会社ジャパンカーゴ、 株式会社すかいらーくD&M
(会社総数 3社) なし
(3)事業系統図
(注1)※1:連結子会社
※2:社内公募により独立した当社グループの元従業員が運営するFC店舗
(注2)
4【関係会社の状況】
名称 住所
資本金
(百万円)
主要な事業 の内容
議決権の所 有割合又は 被所有割合
(%)
関係内容
(親会社)
Bain Capital Skylark Hong Kong Limited
(注1)
中国香港
9,261 百万香港ドル
持株会社
被所有 97.8
なし
(連結子会社)
ニラックス株式会社
東京都 武蔵野市
100
レストラン 事業
所有 100.0
当社からの食材等の供給、当社か らの資金の貸付、役員の兼任あり 株式会社トマトアンドアソ
シエイツ
兵庫県 西宮市
80
レストラン 事業
100.0
当社からの食材等の供給、当社か らの資金の貸付、役員の兼任あり 雲雀國際股份有限公司
台湾省 台北市
NTドル 157,640千
レストラン 事業
95.2 ライセンス契約
上海雲雀餐飲管理有限公司 中国上海市 39,646千元
レストラン 事業
100.0 ライセンス契約
株式会社フロジャポン
東京都 武蔵野市
10 その他 100.0
当社からの食材等の供給、役員の 兼任あり
株式会社ジャパンカーゴ
埼玉県 東松山市
100 その他 100.0
当社からの配達業務の委託、役員 の兼任あり
株式会社すかいらーくD&M
東京都 武蔵野市
20 その他 100.0
当社からの店舗清掃・保守等の委 託、当社からの売店商品の仕入、 当社からの資金の貸付、役員の兼 任あり
( 注 1 ) 当 社 の 直 近 上 位 の 親 会 社 は B a i n C a p i t a l S k y l a r k H o n g K o n g L i m i t e d で あ り、 最 終 的 な 支 配 当 事 者 は B a i n Capital Investors LLCとなっており、「[連結財務諸表注記]36.重要な関係会社」に記載しております。
(注2)すべての連結子会社が特定子会社に該当しております。
(注3)有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況
2014年7月31日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
レストラン事業 5,013 (37,777)
その他 584 (992)
合計 5,597 (38,769)
(注1)従業員数は、就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出 向者を含む。)であります。
(注2)臨時雇用者数は、1日8時間換算による最近日までの1年間の平均人数を( )外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
2014年7月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) レストラン事業 4,295(33,457) 39.41 14.43 5,607,190
(注1)従業員数は、就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であります。
(注2)臨時雇用者数は1日8時間換算による最近日までの1年間の平均人数を( )外数で記載しております。
(注3)平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(注4)2014年7月1日付で株式会社BCJホールディングス5と旧すかいらーく④が合併したことにより、従業員数が 4,295名増加しております。
(3)労働組合の状況(2014年7月31日現在)
当社においてはすかいらーく労働組合が結成されており、当社の従業員3,693人が所属しております。 労使関係は円満に推移しており、特記すべき事項はありません。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】 (1)業績
第3期連結会計年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)
当連結会計年度におけるわが国経済は、第二次安倍内閣による金融緩和政策等の影響により、円安・株高が進 み、輸出関連業が好調に推移する一方で、原材料及び燃料のさらなる高騰を招いたことで、特に輸入に関して依 然 とし て厳 しい 状 況が 継続 いた し まし た 。 外食産 業に おき ま して は、 政府 の 経 済政策 に対 する 期待 感 が ある一 方、個人消費を大きく押し上げるほどではなく、2014年4月施行の消費税率引き上げの影響が懸念されたことか ら、顧客の囲い込みのための企業間競争は厳しさを増しており、業界を取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況 が続いております。このような環境下当社は、最優先課題として「食」の「安心・安全」対策の取り組みを継続 いたしました。
また、「売上向上による利益向上」体質への転換施策として前連結会計年度より取り組んでいる「スピーディ で フレ ンド リー な サー ビス 」 の推 進、 及 び当 連 結会計 年度 か ら導 入し た 「カス タ マー ヴォ イス ・プ ログ ラム 」
(お客様アンケート調査)を通じたお客様満足度の向上施策を実施いたしました。商品施策としては、お客様に 対するメニューの豊富さの表現を維持しつつ、メニューシンプル化によるオペレーションコストの低減と粗利益 率 の適 正化 を 実現 する とと もに 、 お客 様 の評 価を もと にし た コア メニ ュー のブ ラ ッシ ュア ップ に取 り 組みま し た。コスト増への対応策としては、全社横断的プロジェクトの継続による購買方法の見直し(産地の新規開拓、 メニュー改定に連動した計画的購買等)と食材のグループ店舗共通化による原価の低減、賃料の適正化及び省エ ネ機器導入によるエネルギーコストの低減を継続して推進いたしました。
また、前連結会計年度に実施した組織の再編成と積極的な外部人材の採用による組織基盤の強化策は、オペレ ーション部門及びマーケティング部門の機能強化に繋がり、対策立案から店舗での施策実現のプロセスを常軌化 させることができ、結果として収益構造の改善が進みました。
以上の結果、当連結会計年度の売上収益は3,324億84百万円(前連結会計年度比27億99百万円増)、営業利益 は225億63百万円(前連結会計年度比52億18百万円増)、税引前利益は118億円(前連結会計年度比33億3百万円 増)、当期利益は70億97百万円(前連結会計年度比35百万円増)となりました。
セグメントの業績は次の通りであります。
① レストラン事業
レストラン事業につきましては、外部顧客に対する売上高は3,232億60百万円となりました。
② その他
その他につきましては、外部顧客に対する売上高は92億24百万円となりました。
第4期第2四半期連結累計期間(自 2014年1月1日 至 2014年6月30日)
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、現政権による経済政策や日銀による金融政策等の影響によ り 円安 ・株 高傾 向 が継 続 す る中 、 一部 企業では ベ ース アッ プ もあ り、 緩 や かな景 気回 復の 動き が見 られ る 一 方 で、原材料及びエネルギーコストの高騰は依然として継続しており、また、2014年4月より施行された消費税率 引き上げもあり、依然として先行き不透明な状態が続いております。
外食産業におきましては、緩やかな景気回復基調下においても外食支出を大きく押し上げるほどではなく、業 種を超えた顧客の囲い込みのための企業間競争は激しさを増しております。また、引き続き採用コストや時給単 価の高騰により、業界を取り巻く経営環境は依然として厳しい状況が続いております。
このような環境下、当社は、最優先課題として食の「安心・安全」対策の取り組みを継続しつつ、「売上向上 に よる 収益 向上 」 体質 への 転 換 政 策と して 前連 結 会計 年度 に 引き 続き 、「 スピ ー ディ でフ レン ドリ ーな サー ビ ス」の推進、「カスタマーヴォイス・プログラム」(お客様アンケート調査)やリモデル(店舗の外観・居住空 間の改善)を通じたお客様満足度の向上施策を実施いたしました。また消費税率引き上げによる売上減対策とし て、グランドメニュー・フェアメニューの改善やプロモーションの強化を行い、売上増を実現いたしました。更 に、第3四半期に向け、お客様の利用動機の分析で得られた知見より、販売数増や客単価向上を実現すべく新規 メニューの開発やメニューブックの改善に取り組んでおります。コスト増加への対応策としては、全社横断的プ ロジェクトの継続による購買方法の見直しと食材のグループ店舗共通化による原価の低減、賃料の適正化及び省 エネ機器導入によるエネルギーコストの低減を継続して推進いたしました。
万円増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は44億54百万円(前年同期比26億85百万円増)となりました。 また、第4期第2四半期末時点での店舗数は3,001店舗(期首は3,006店舗)でした。
(2)キャッシュ・フロー
第3期連結会計年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ21億円増加し、当連結会計年度末に は138億83百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、270億16百万円(前連結会計年度は280億76百万円)となりました。これは 主に、税引前利益118億円、減価償却費及び償却費127億1百万円、非金融資産(主に店舗)の減損損失14億14 百万円等を計上したこと及び利息の支払額64億4百万円、法人税等の支払額63億1百万円等の支出によるもの であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は94億80百万円(前連結会計年度は123億30百万円)となりました。これは主 に、有形固定資産(主に店舗にかかわる資産)の取得による支出116億77百万円、敷金及び保証金の回収によ る収入15億47百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は155億7百万円(前連結会計年度は154億18百万円)となりました。これは、 長期借入による収入1,665億82百万円と長期借入金の返済による支出1,419億72百万円、リース債務の返済によ る支出38億8百万円及び支払配当金277億90百万円等によるものです。
第4期第2四半期連結累計期間(自 2014年1月1日 至 2014年6月30日)
当第 2四 半期 連結 累計 期間 にお ける 現金 及び 現金 同等 物は 、前 連結 会計 年度 末に 比べ 16億56百 万円 増加 し、 155億39百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因 は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、208億25百万円(前年同期は154億97百万円)となりました。これは主に、 税引前四半期利益83億99百万円、減価償却費及び償却費62億31百万円等を計上したことと、法人所得税の還付 額35億72百万円等の収入、利息の支払額28億23百万円等の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は52億71百万円(前年同期は19億円)となりました。これは主に、有形固定資 産の取得による支出53億25百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は138億80百万円(前年同期は102億10百万円)となりました。これは、長期借 入金の返済による支出102億円、リース債務の返済による支出19億55百万円等によるものです。
2【生産、受注及び販売の状況】 (1)仕入実績
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、「生産実績」に代 えて「仕入実績」を記載いたします。
当社の第3期連結会計年度及び第4期第2四半期連結累計期間における仕入実績をセグメントごとに示すと、次 の通りであります。
セグメントの名称
第3期連結会計年度
(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)
前年同期比
(%)
第4期第2四半期連結累計期間
(自 2014年1月1日 至 2014年6月30日)
レストラン事業(百万円) 78,466 98.1 37,433
その他(百万円) 4,961 108.5 2,208
合計(百万円) 83,427 98.6 39,641
(注1)金額は仕入価格によっております。
(注2)上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)受注実績
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(3)販売実績
当社の第3期連結会計年度及び第4期第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次 の通りであります。
セグメントの名称
第3期連結会計年度
(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)
前年同期比
(%)
第4期第2四半期連結累計期間
(自 2014年1月1日 至 2014年6月30日)
レストラン事業(百万円) 323,260 100.8 161,088
その他(百万円) 9,224 100.9 4,596
合計(百万円) 332,484 100.8 165,684
(注1)上記金額は外部顧客に対する売上高を示しております。
(注2)上記金額には消費税等は含まれておりません。
(参考)最近3年間の主要ブランド別販売実績
当社グループの売上及び店舗数を主要なブランドごとに示すと次の通りであります。 ブランド別売上
セグメントの名称 ブランド名
2011年12月期 2012年12月期 店数 金額 比率 店数 金額 比率
レストラン事業
百万円 % 百万円 %
ガスト 1,308 140,339 41.1 1,321 142,222 43.1 ジョナサン 290 40,208 11.8 288 39,257 11.9 バーミヤン 345 36,221 10.6 343 35,674 10.8 ステーキガスト 155 12,078 3.5 160 17,512 5.3 夢庵 161 16,632 4.9 159 16,568 5.0 その他 630 87,810 25.6 630 69,310 21.1 その他 その他 111 8,569 2.5 113 9,142 2.8 合計 3,000 341,857 100.0 3,014 329,685 100.0 セグメントの名称 ブランド名
2013年12月期 2014年12月期第2四半期累計 店数 金額 比率 店数 金額 比率
レストラン事業
百万円 % 百万円 %
ガスト 1,330 143,919 43.3 1,331 71,298 43.0 ジョナサン 283 38,878 11.7 281 19,324 11.7 バーミヤン 343 36,065 10.8 343 17,619 10.6 ステーキガスト 153 16,614 5.0 146 8,635 5.2 夢庵 159 16,735 5.0 163 8,415 5.1 その他 625 71,049 21.4 623 35,797 21.6 その他 その他 113 9,224 2.8 114 4,596 2.8 合計 3,006 332,484 100.0 3,001 165,684 100.0
(注1)ブランド毎店数は期末日の直営店舗数を表示しています。フランチャイズ店舗は「レストラン事業その他」に 含まれます。
( 注2 )ブ ラン ド毎 売上 金額 は直 営店 舗の合 計金 額とな って おり ます 。フラ ンチ ャイズ 店舗 は「 レスト ラン 事業 その 他」に含まれます。
(注3)2012年12月期から上海雲雀餐飲管理有限公司の売上を含めて表示しております。
(注4)2011年12月期の数値は旧すかいらーく③の日本基準に基づいております。2012年12月期から国際会計基準に移 行しております。
(注5)上記の各数値については、会計監査人による監査を受けたものではありません。
3【対処すべき課題】
当社グループは、『価値ある豊かさの創造』を経営理念に掲げ、当社グループが運営する店舗において、ひとりで も多くのお客様に、おいしい料理を手頃な値段と気持ちのよいサービスで、清潔な店舗で味わっていただくことを使 命としています。従業員一丸となって、それぞれの地域で皆様に喜ばれ、なお一層必要とされる店舗づくりを目指す ため、顧客のニーズに柔軟に対応し、より強固な企業体制を整備し、市場競争力を向上させる必要があると認識し、 以下の施策に重点的に取り組んでいく所存です。
(1)既存店の収益力強化
当社グループは、外食市場が成熟して拡大規模はその成長期に比べ限定的なものであることに鑑みて、収益の確 保を過去のような大量新規出店に依存するのではなく、既存店の収益力強化が重要な成長の鍵となると考え、取り 組んでまいります。
①客数の増加
既存店舗における収益力の強化を実現するためには、まず、新規顧客数及び既存顧客の来店頻度をいかにして 増やしていくかが重要であると認識しております。
具体的な施策としては、屋外広告(リードサイン)の設置や、テーブル・座席配置の最適化等のハード面での 施策、来客数の分析等に基づく従業員の効果的な配置や、ピークタイムにおける人員の重点的配置、顧客アンケ ートシステム導入による顧客満足度のモニタリング等の店舗オペレーションに関する施策、精緻な投資回収率分 析に基づくプロモーション及びディスカウント戦略、ターゲット顧客及び利用動機を意識した新メニューやサー ビスの投入、TVパブリシティ(TV番組の企画等における、当社グループや当社グループの商品の紹介・PR)の実 施、クーポンの配信など新しいプロモーションの開発等を推進してまいります。
②メニュー改革及び顧客属性に応じたマーケティング
当社は、2012年6月の組織改定においてマーケティング本部を新設し、人材の外部採用等による機能強化を図 るとともに、定量的分析及び科学的分析に基づくマーケティング手法を採用してまいりました。
当社グループは、かかる分析に基づき、高い利益率を誇る看板メニュー及びコア商品の開発やそのプロモーシ ョンを行うとともに、綿密なリサーチに基づき顧客のニーズやライフスタイルを捉えたメニューを提供するよう 努め、顧客の当社グループのレストランの利用動機と機会の拡大を図っております。
また、このようなメニュー戦略を実施するため、当社グループでは、年間に複数回のメニュー改定や季節メニ ューの導入を行っており、顧客の嗜好や利用動機の変化、原材料の購買環境の変化等にも迅速に対応できるよう 努めております。
また、当社グループは、様々な業種で展開しているTポイントカードの加盟店となっており、ビックデータや 顧客データベースを最大限に活用し、顧客層やイベントに合わせたプロモーションを行うとともに、新規顧客の 開拓や既存顧客の来店を促すタイムリーな割引及びプロモーションを配信しております。
③価格設定の最適化
既存店舗における収益力を強化するためには、来客数の増加と平均客単価のバランスを取る必要があり、かか る観点から、価格設定の最適化が重要と考えております。
当 社グ ルー プ では 、 高付 加 価値 及び 幅 広い 価格 帯 ・高 価格 帯 の新 メニ ュー の 導入 やサ イド メ ニュ ー・ デザ ー ト ・ア ルコ ール 類 の充 実 に より顧 客の 需要 や 嗜 好に応 える と とも に、 客 単 価の上 昇の 施策 の一 つと して おり ま す。一方で商品やブランド毎の客数や価格弾力性を考慮し、それぞれの利用動機を分析・把握することにより、 客数への影響と商品の価格設定の最適化を図っております。
④リモデル及びブランド転換
当社グループでは、既存店の売上高の増加には、既存店舗の内外装の改修(リモデル)が有効な手段の一つで あることと認識しており、2013年12月期には227店舗をリモデルいたしました。
リモデルでは外装の変化によって店舗の認知度を改善する他、ソファやサニタリースペースの改善等、小さな お 子様 を連 れた フ ァミ リー や 女 性グル ープ 等 に も使い やす い 工夫 をす るこ とで 、 顧客 の再 来店 を促 して おり ま す 。過 去の リモ デ ルに よる 客 数の 増減 結果 を 分 析する 等 し て リモ デル の内容 や対 象の 店舗 を選 別し てお りま す
また、当社グループのレストランは、効率的なオペレーションに適した広さや基本的なレイアウトがブランド 間で共通しているため、少ない投資額で、あるブランドの店舗を他のブランドの店舗に顧客の嗜好や利用動機の 変化に応じて転換すること(ブランド転換)が可能です。当社グループは、今後その特性を活かし、商圏特性等 に合わせて柔軟にレストランのブランドを転換することで各商圏における最適な店舗ポートフォリオを構築し、 収益力の向上に努めてまいります。
⑤デリバリー(宅配)サービスの拡大
当社グループは、2013年12月末現在において、約3,000店舗のうち870超の店舗において、デリバリーサービス を実施しております。当社グループは、高齢化の影響や女性の社会進出を含むライフスタイルの変化等を背景と してデリバリーサービスへの新しい利用動機や利用形態が拡大しており、デリバリーサービスを既存店の基盤を 活用した有効な増収策と考えております。当社グループは、デリバリーサービス自体の認知度向上に努めるとと もに、店舗運営の効率を改善する効果もあるとして、デリバリーサービスの拡大を推進してまいります。
(2)新規出店
当社グループは、これまでロードサイドを中心とした出店戦略をとってきましたが、今後は、国内の人口動態 の 変化 等を 分析 し 、都 市部 への 出 店も 実 施し 、ロ ード サイ ド と都 市部 とで バラ ン スを とっ た出 店を 行 う予定 で す。
国内各地域での競争環境の分析、各ブランドの特徴を踏まえたブランド毎の新規出店戦略の策定、新規出店に 係る社内のプロセスや担当チームの効率化等により、ブランド毎に明確な新規出店計画を適用してまいります。 本書提出日現在において、将来的に十分な新規出店余地があるものと考えており、ガストを約半数とする新規出 店を計画しております。
(3)コストの最適化
今後、インフレによる原材料費、人件費、光熱費の上昇等が想定されております。当社グループについて、こ れらインフレの影響を受けやすいと考えられる費用項目は、当社グループのコスト環境に大きな影響を与えると 考えております。
かかる状況に鑑みて、当社グループは、以下の施策を通じてコストの最適化を図ってまいります。
①食材調達
当社グループは、全国に約3,000店舗を有する国内最大のレストランチェーンですが、原材料については原則 と して 本社 で 一 括 調達する こと に より 、 ス ケー ル メリ ット を生か して 調達 コス ト 競争 力を より 高め てま いり ま す。
また、複数のブランド間でメニューレシピ及び調達先を継続的に見直して、モジュール化・共通化も含めて改 善することにより、食材調達に係るコストの削減に努めてまいります。
②サプライチェーンの最適化
当社グループは、全国10ヵ所にあるマーチャンダイジングセンター及び工場で集中的に加工及び調理を行い、 各ブランドの店舗へ、自社配送システムを利用して配送しておりますが、かかるマーチャンダイジングセンター の最適化や配送ネットワークの効率性の改善等により、垂直統合型のサプライチェーンを更に強化し、サプライ チェーン全体に係るコストの削減を目指してまいります。
また、水道光熱費、本社費及びマーケティング費用についても、継続的に見直しを行って改善に努めてまいり ます。
(4)食の安全・安心に向けた取組み
当社グループでは、食材の調達から加工・流通・店舗での調理保管に至るまで、全ての工程で管理基準を設け ており、品質管理及び衛生管理を行っております。また、全国8ヵ所にある、マーチャンダイジングセンター内 の検査室では、定期的な食品検査を実施し、商品の品質を担保しております。
このように、当社グループは、食中毒事故の発生防止は継続して推進していますが、今後もさらに徹底してま いります。2011年以降取り組んだ対策をもとに改定・整備された「安全・衛生に関するマニュアル」を全従業員 が常に実行できる体制の継続により、食を扱う企業としての社会的責任を再認識し、お客様に信頼いただけるよ う安全・安心に向けた取組みをさらに強化してまいります。
4【事業等のリスク】
当社グループの事業内容、経営成績、財政状態等に関する事項のうち、投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可 能性のあるリスクは、主として以下のものがあります。
なお、下記の文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものでありま す。下記事項は当社グループが事業を継続する上で、予想される主なリスクを具体的に例示したものであり、これら に限定されるものではありません。
(1)経済状況の変化
当社グループは日本国内におけるレストラン事業を中心としているため、日本国内の景気の変動や、政府の経済 政策の影響により、当社グループの事業、業績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。特に、日本におけ る消費税の増税等に起因する個人消費の減速、原材料価格・人件費・賃料・水道光熱費の上昇は、当社グループの 事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2)市場環境の変化及び他社との競合
1999年には約24兆7,800億円であった日本の外食産業の市場規模は、2012年には約20兆7,100億円にまで縮小して おり(出典:Euromonitor)、今後も少子高齢化の影響等により、大幅な成長を見込むことは難しい状況と認識し ております。当社グループは、外食市場において、レストラン・居酒屋チェーンを展開する企業やファストフード チェーンを展開する企業に加え、個人又は家族経営などの飲食店とも競合しており、さらに中食・内食市場におい て総菜や弁当等を販売するコンビニエンスストアやスーパーマーケットを展開する企業とも競合する可能性があり ます。これらの当社グループの競合他社は、食品の価格、味や品質、メニューの豊富さ、店舗の立地、施設の魅 力、雰囲気や居心地のよさ、スタッフの熟練度、レストランのブランドに対する社会的な評価、ポイントカード等 の特典等において、当社グループより高い競争力を有する可能性があり、当社グループがこれらの競合他社に対し て優位に立てない場合、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、日本では、現在のところ、レストランチェーンを展開する企業のレストラン店舗数が国内のレストラン店 舗数全体に占める割合は、ファストフードやコーヒーショップのチェーンを展開する企業の店舗数が全体の店舗数 に占める割合と比較して相対的に低く、当社グループを含むレストランチェーンがさらに成長する余地があると認 識しておりますが、国内においてレストランチェーンが今後も成長を続けるとの保証はありません。
(3)消費者の嗜好の変化
当社グループが展開するレストラン事業における売上は、飲食に関する消費者の嗜好や社会的な流行の影響を強 く受けます。
当社グループが消費者の嗜好等を正確に把握又は予測できない場合、ブランド転換や出店予定地域の調査等の施 策が功を奏さない場合等においては、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 特に、当社グループのレストラン事業における主力ブランドであるガストは、当社グループにおいて最大の店舗 数を有しており、当社グループの売上及び利益でも大きな比率を占めているため、ガストのメニュー・価格帯・サ ービス等のコンセプトが顧客からの支持を得られない場合は、当社グループの事業、業績及び財政状態に影響を及 ぼす可能性があります。
(4)食品事故の発生
当社グループの中心事業であるレストラン事業においては、食品の安全性が極めて重要です。たとえば、当社グ ループの店舗及び工場、あるいは、当社グループによる管理等に限界のある当社グループの取引先等において、食 品等の安全・衛生・品質管理に問題があり、当社グループのレストランで食中毒等の食品事故が発生した場合に は、自主的な又は行政処分に基づく店舗の営業停止又は工場の業務停止、レストラン営業に係る許可の取消し、当 社グループのブランドイメージや社会的信用の低下、売上の減少、対応費用の発生、当社グループに対する民事訴 訟の提起等が発生する可能性があります。過去においては、当社グループのレストランにおいて、2011年8月及び 2012年12月に、細菌性赤痢及びノロウイルスによる食中毒事故がそれぞれ発生し、当社グループの店舗及び工場が